株って何?株式会社や株価の仕組みを解説
- どんなことがわかる記事?
- 「株」を一言で言うと?
- お父さんがもし会社を作ったら
- お金を出した人は何が嬉しいのか?
- なんで株の値段が上がったり下がったりするのか?
- 株を売り買いして儲けたり、損したりする
- まとめ
どんなことがわかる記事?
子供とニュースを観ていて、「株って何?」と、ストレートに聞かれたので自分なりの説明を書いてみます。
この記事では、
株の成り立ちや、株はなぜ値段が上がったり下がったりするのかを書いてみました。
あまり長い説明は小学生は飽きてしまうので、短くシンプルに書きます。
参考文献は例によって池上彰さんの本です。
この本は、お金の成り立ちから始まって、浅く広く色々な金融商品の仕組みまでわかりやすく解説してくれているので、非常にお勧めです。
私もこの本をスタートに投資を始めたり、保険の見直しを始めました。
お金の知るための入門本としては最適だと思います。
「株」を一言で言うと?
一言で言うと
会社を作る時に「お金を出してくれてありがとう」っていう証拠の紙だよ。
ここからは、例によって小学生の子供向けの文調で書きます。
お父さんがもし会社を作ったら
例えば、お父さんが会社を作りたいと思ったとするよね。
会社を作るのにはお金がかかる。例えば100万必要だけど、そんな大金普通持ってないよね?
(ほんと持ってるけど子供には言わないw)
そんな時に、お父さんが会社を作るのを応援してくる人を探して、1人1万円ずつお金を出してもらう。
100人集めれば、100万円になるから、会社を作る事ができるよね。
ではここでお金を出してくれた人たちに一人ずつ、
お金を出してくれた証拠として、株券という紙の証明書を渡してあげるんだ。
こうやって株を使ってお金を集めて作った会社を株式会社というよ。
お金を出した人は何が嬉しいのか?
じゃぁ、応援してくる人は1万円出して何が嬉しいの? って思うよね。
お父さんが作った会社で頑張って仕事をして、お金をいっぱい儲けたとする。
そうすると、儲かったお金の一部を、お金を出してくれた人たちに配ってあげるんだ。
これを配当金という。
例えば年間10万円お金を儲けたとすると、そのうち1万円を100人の人に1000円ずつ配るんだ。
ちなみに、株券を持ってて、配当をもらえる人のことを株主というよ。
こうやって、もうかったら株主一人一人に配当金を配るよ、って約束するから、株主にもお金を出すメリットがあるんだ。
なんで株の値段が上がったり下がったりするのか?
お父さんが頑張って会社を大きくして、たくさん配当金を配るようになると、
「その株が欲しい!」っていう人がたくさん現れてくる。
そこで、証券取引所っていう株を売り買いする場所、つまり市場ができた。
証券取引所では、いろんな会社の株を売りたい人、買いたい人が集まっていて毎日売り買いが行われている。
だからお父さんの会社の株もその市場においてもらえれば、自由に売り買いしてもらうことができるようになる。
(実は、現実の証券取引所で株を売れるようになるのはかなり大変なんだけどね。)
- 人気のある株は、高くても買いたい、という人がいる!
- 人気のない株は、安くしないと買ってくれる人がいない、、、
と、言った具合で、
その会社の人気と、売りたい人、買いたい人の集まり具合によって値段が日々変わっていく。
だから、みんな自分の持っている株が今いくらになっているのかを気になるんだ。
ニュースとかで今日の株の値段を伝えたりしてる理由がわかるよね。
ちなみに、この株の値段を株価というよ。
株を売り買いして儲けたり、損したりする
例えば、お父さんの会社の株を買ってくれた人が、1株1万円で買ったとする。
でも、証券取引所で売り買いされているうちに、
- 人気が出て、2万円になった時に売れば、1万円の儲けが出た。
- 人気がなくて、5000円に下がった時に売れば、5000円損をしてしまった。
と、いった感じで、配当金だけじゃなくて、株の売り買いでもお金を得ることができる。
株を売ったり買ったりすることでお金をもうけてそれを仕事にしている人もいるんだよ。
また、株の売り買いだけでなくて、色んな会社の株をたくさん集めて、
配当金をいっぱいもらって生活している人もいるんだ。
お父さんもいつかそういう生活をしたいなー(笑)
まとめ
小学生でもわかる株の基本的な仕組みを説明してみました。
お父さんが会社を作ったら、というストーリー仕立てにするとわかりやすいかな、と思って考えてみました。
皆さんのご参考になれば嬉しいです。