AI(人工知能)とは?汎用型AIと特化型AIの違いは?はたしてシンギュラリティは来るのか、、、?!
- どんなことがわかる記事?
- 「AI 人工知能」を一言で言うと?
- 実はAIには2種類ある
- 強いAIと弱いAIって?
- 特化型AIはすでにバンバン使われている
- で、人間はAIに支配されるの?シンギュラリティって何?
- 人間もバカじゃない
- それでも仕事はAIに奪われていいく。AIを使って何ができるかを考える人になろう
- まとめ
どんなことがわかる記事?
↑どんな絵でもあるな、いらすとや(笑)
AIってニュースやwebで見かけない日はないですよね。現在は、第三次AIのブーム真っ盛りだと言われています。
子供もAIという言葉はもちろん知ってると思うのですが、今現在、AIがどんなことをやってくれてるのか、具体的に説明できますか?
僕はこの「具体的に」の部分がうまくできなかったので、改めて説明を考えてみました。
果たして、今のAIが進化して、上記の絵のように人間が支配される日が来るのでしょうか?!
今回の参考文献はこちらです。
「AI 人工知能」を一言で言うと?
一言で言うと
「人工知能とは、人が作った、知的な振る舞いをするシステムのことだよ」
という説明を考えました。
と、言っても今回は、溝口理一郎氏の言葉をほとんどそのまま借りてます。
一言で、「そっか」と言わせるのは難しそうですね(笑)もう少し順を追ってみていきましょう。
例によって、ここからは子供に伝える文調で書いていきます。
実はAIには2種類ある
これが一番基本的な知識だよ。
汎用型AI(はんようがたAI)
特化型AI(とっかがたAI)
- 今、存在しているAIはこれのこと。
- まるで、人間が考えているように仕事をしてくるけど、できることを制限しているので、決められたお仕事しかできない。
- 人間とは比べ物にならないくらいに速く、正確に大量の仕事をこなしてくれる。
強いAIと弱いAIって?
強いとか、弱いとかこんな分け方もあるよ。
現在、世の中に存在しているのは、この弱いAIだけなんだ。
特化型AIはすでにバンバン使われている
特化型AIはこんなお仕事をするのにめっぽうつよい。
- たくさんの情報の中から欲しい情報を自動的にみつけてくれる。
- 大量の計算を正確にこなす。
- 大量のデータをみて、推測をする。
例えば、現在はこんなところでAIが活用されている。
- Amazonで買い物をする時に、30代男性が欲しがるものを推測してお勧めする。
- Googleの写真アプリで10万枚の写真から同じ人を見つけて写真をまとめる。
- 囲碁ロボット、局面ごとに考えられる全ての手を計算して一番有効な手を見つける。
普通の人が特にAIと意識してなくても、実際には使っているという例が多いね。
それぞれ「特定のお仕事」専用のAIでそれ以外の機能は持っていないことがわかるよね。
で、人間はAIに支配されるの?シンギュラリティって何?
ここは意見が別れるところなんだけど、
「現段階では不可能。将来的にも多分不可能」というのがお父さんの答えになると思う。
その理由は、
- それなりの汎用型AIが作られる見込みは、全くたっていない。
- AIは大量の情報を処理できるが、ひとつひとつの言葉の意味を理解し考えてはいない。
- AIという言葉が先行して、ものすごく研究が進んでいるイメージだが、特化型AIの実態は大量のデータを処理するシステムにすぎないから。
というところかな。
実は、「人工知能が人間知能を上回る時」を シンギュラリティ(技術的特異点)と言うよ。これが2045年ごろに来る!、と考える人たちもいる。
もし2045年までこのブログが続いていて、もしシンギュラリティが来たらその時はここで謝るよ(笑)
これから22世紀に近づいた時期になれば、ドラえもんクラスの汎用AIができるかもしれないね。君は長生きして、ドラえもんを買ってほしいなぁ。
人間もバカじゃない
たとえ支配できるクラスのAIが完成する見込みがたったとする。
でも人間もバカじゃない。
それを規制したり、制限する何か別の仕組みも同時に考えるはずだ。
だから、やっぱり人間がAIに支配される未来はないだろう。(キリッ)
それでも仕事はAIに奪われていいく。AIを使って何ができるかを考える人になろう
とはいえ、現在いろんな仕事が特化型AIに置き換わり始めているのも確かだよ。
君には、将来「AIを使ってどんなことができるか」と考えられる人間になって欲しい。
AI技術者にまではなる必要はなくて、君が将来やる仕事でAIを使うとどんなに効率的になるか、とかを考えていけるような人になって欲しいな。
まとめ
まずは、AIというもの大枠でざっくりと説明してみました。
やっぱり大人も子供が気になるのはAIが将来人を支配するのか?というところですよね。私としては「来ない」という回答にしました。
ただ、特化型AIのみであっても、既存の人の仕事を奪っていってるのは事実です。
子供には(大人にも?)、「AIを使って何ができるか」を考えられる人間になって欲しいという事を伝えて行きたいと思います。
第三次AIブームといえば、やはりディープラーニングがなくては語れないので、
次回はぜひディープラーニングに関する記事を書きたいと思います。
それにしても、イラストやのAI関連の絵が豊富すぎる(笑)