30代 家族持ちの男がやった固定費見直し
この記事でわかること
- なんとなく生きてきた36歳男ががやった固定費の見直しの実例を共有
-
家計における固定費削減の効果の大きさ
変える前と変えた後
変える前
変えた後
- 会社共済の生命保険(死亡保障)に加入
→ ネット通販型に切り替え - よくCMやってるがん保険に加入
→ 解約 - 子供の学資保険に月3万円
→ 貯蓄 + 株式投資信託で長期運用 - 確定拠出年金はなんとなくバランス型を選んで放置
→ 株式投資信託で長期運用
→ 「マッチング拠出」を始めて年間3.6万円の節税
死亡保障をネット通販型に
共済は会社に入った時に「お得だよ、この会社ならではだよ!」勧められてとりあえず加入していました。自分が死んだ場合に家族に2000万円入ると言うシンプルな保障です。
しかし、実際比べてみたら全然安くありませんでした(笑)
14年間で32万損していた
共済は、36歳で2,000万円の死亡保証が月額¥3,600。
これを楽天生命に変更することで、月額¥2,440に。
妻の保障も同時に見直し、年間 ¥23,520の固定費削減しました。
入社から14年の差額はなんと¥329,280 !
固定費の見直しがいかに大きいかわかりますね。(くやしい)
さらに手続きは全てネットで完結、クレカ払いできてポイントもつきます。
保障内容がシンプルではっきりしているものに関しては、価格競争が進んでいるのでネット型をお勧めします。
がん保険をやめた
がん保険はやめました。「健康保険 + 貯蓄」で備えることにしました。
理由は下記の2つです。
日本の健康保険は超優秀
保険適用の治療は、一般的な年収の人であれば、高額医療費制度適用されて1ヶ月 10万以下におさまります。
さらに会社員の場合は、傷病手当金がもらえ、最大1年6ヶ月は給料の2/3が支給されます。
先進医療を使う人は極小
ガンの先進医療に莫大なお金がかかるイメージがありますが、利用するのは100万人のがん患者のうち2000人程度らしいです。
ほとんどの医師は保険適用の治療が選択されます。
さらに先進医療って、
×「保険適用外だけど、すごい効果がある治療」
○「保険適用外だけど、効果があるかまだ検証段階の治療」
なのです。
ここは自分も誤解していたところでした。
上記から、「がんには貯蓄で対応」と考えるようになりました。
学資保険をやめた
学資保険はここがダメだった
子供2人分、17歳満期で月額3万くらい払っていて、結構な家計負担でした。
下記の理由からやめました。
- 中身は「小額の保険機能 + 投資信託(資産運用をお願いする金融商品)」
- 満期になると合計360万円くらい返戻金をもらえる契約
- 資金を17年間ロックされるが、返礼率はたったの106%とちょっと増える位
- 途中解約すると返戻金は大きく減額
- 保険機能の薄い 死んだ時に払込が免除されるのみ
- 貯金よりは増えるが、物価インフレに対応できない
もちろん、損をする可能性は低いのですが、リターンも大したことないので、
「増やしたい部分は株式投資で」と切り替えました。
株式投資を始めた(投資信託編)
楽天証券に口座を開設して、「全世界株インデックス型投資信託」に毎月積み立て投資を始めました。
僕も当初はこの名称を見ただけで思考停止していたのですが(笑)、ゆっくり分解すると下記になります。
- 「投資信託」
→ プロにお金を預けて資産運用してもらう - 「インデックス型」
→ 日経平均、ダウ平均などの経済指数に連動するように株を運用する - 「全世界株」
→ 世界全体の株式市場に投資する。世界人口は増え続けており、長期でみれば世界経済は右肩あがりで成長していく。
複利の力を知った
インデックス型投資信託のポイントは、「長く運用すればするほど複利効果で元本が増えていく」という点です。
- 毎年、保有している株から配当金がもらえます。
- その分配金を自動で追加で株購入してくれることで元本額があがります。
- また翌年の配当も増えて、元本もまた増える
これを毎年繰り返していくことで資産は毎年どんどん増えていくこと効果を複利効果といいます。
10年以上運用すれば、コロナショックのような株式の暴落が起きても元本がマイナスになる可能性は少ないと言われています。
確定拠出年金で節税
確定拠出年金というは、60歳以降もらえる年金を資産運用して準備する仕組みです。
会社が毎月掛け金を出してくれるが「自分で運用しろ」と突き放されます(笑)
自分はよくわからないので、なんとなく資産バランス型(運用おまかせ)型を選んでいました。
じつはこれが、非常に運用手数料が高いのです。
株式投資のリターンが年3~4%くらいなのに、年間の手数料が1~2%取られます。
これでは全然資産が増えない。
ここでも、「全世界型インデックス投資信託」にスイッチング(運用商品変更)しました。
もらえるのは強制的に25年後なので、ここでも時間をかけて世界経済の右肩あがりと複利効果に期待します。
さらに「運用利益」が全て非課税で、これも実に大きいことが投資を勉強してわかりました。
25年間運用して、運用利益が200万とか出てるのに20%位税金で取られるとか悲しい話ですよね。
マッチング拠出ってなんだ?!?!
また、マッチング拠出もはじめました。
会社の掛け金だけでなく、自分の財布からも掛け金を出すことです。
それにしてもこの名称どうにかならないんですかね(笑)
何をしてるのか全然わかりません(笑)
「自分の掛け金分」が課税対象所得から控除され、税金が返ってくる、というのが絶大な効果を生みます。
例
- 年収 600万円
- 所得税率20%、住民税10%
- 年 12万円 マッチング拠出すれば年間¥36,000分税金が返ってくる
毎年のこの節税効果はかなり大きいですよね。
25年で90万円も節税ができるんですからね〜。
まとめ
こうして固定費削減を振り返ってみると、中長期的な効果の大きさを実感できました。
固定費削減は、「どれか一つでもやってみると、他のもやりたくなる」という素晴らしい効能があります(笑)
ぜひ皆さんも、まず一つでいいので、どれかから着手してみてださいね。
日経平均株価って何?
- どんなことがわかる記事?
- 「日経平均株価って何?」を一言で言うと?
- 株と言っても値段はマチマチ
- 平均をとって日本の株価の調子を知る
- えっ、証券取引所って全国にあるの?
- 日経ってなに?日本の経済?
- みんなが日経平均株価に注目する
どんなことがわかる記事?
ニュースを聞いていると、必ず最後の方に日経平均株価値を報道されますよね。
特に、現在はコロナウィルスの影響で日経平均の暴落しまくっており、投資をしてない人でも日経平均が気になる人が増えていると思います。
ほんと、NHKアプリとか毎日日経暴落の通知が来ていて、何事か?!って思いますよね。
子供とニュースを観ていて、「日経平均株価って何?普通の株価と何が違うの?」て聞かれたので、自分なりの説明を書いてみます。
あまり長い説明は小学生は飽きてしまうので、短くシンプルに書きます。
この前の記事で、
「株の成り立ち」「株価が下がるとどうなるか」の話を書きました。
こちらを前提の上で、今回の記事を書いています。
参考文献は例によって池上彰さんの本です。
この本は、お金の成り立ちから始まって、浅く広く色々な金融商品の仕組みまでわかりやすく解説してくれているので、非常にお勧めです。
私もこの本をスタートに投資を始めたり、保険の見直しを始めました。
お金の知るための入門本としては最適だと思います。
「日経平均株価って何?」を一言で言うと?
一言で言うと
・日本の代表的な会社の株価の平均額で、日本の株価の調子や値動きを知れる数字
なんだか、久しぶりに短めにで言い切れた気がしますw
(まだ一言ではないけれど)
株と言っても値段はマチマチ
世の中で売ってる株の値段はマチマチなんだ。
例えば、
位。
株は基本的に100株ずつしか買えないから、任天堂の株を買うには350万円(?!)必要だ。
君はゲーム狂いだから、お父さんは任天堂の株を買ってあげたいけど、さすがに買えないな〜。
と、まぁ株価ってのは、1株数十円から数万円まで、会社によって全然違うんだ。
平均をとって日本の株価の調子を知る
一つ一つの株価をみると金額にばらつきがあって、全部の株価をみて
- 全体的に株価があがっているな
- 全体的に今は株価が安いな、高いな
とうのを判断するのは大変だよね。
なので、比べたい時に元になる数値を作った。
それが日経平均株価
東京証券取引所の第一部で売ってる株の中から、日本を代表する会社225社から選んで、その株価の平均を出したものだ。
この225社は君が知ってる会社がいっぱいだよ
その日経平均株価が、2020年3月17日現在は約17,000円。
去年の暮れくらいは26,000円くらいだったんだよ。
225社の株価の平均でこれだけ大きく下がってるってことは、
コロナの影響で、日本中の、しかも有名な会社でも株価が大きく下がってしまっていて、非常に大きな影響があることがわかるよね。
ちなみに、なぜ株価が下がるとまずいのかは、上の方でリンクを載せてる記事をもう一回読んでみてね。
ちなみに、日経平均株価みたいに、過去の状態と比べたりするための元になる数値を指数という。
日経平均はまさに日本の景気を図る、日本で一番有名な指数なんだよ。
えっ、証券取引所って全国にあるの?
一つ気づいたかもしれないけど、「東京証券取引所の」ってわざわざ言ってるけど、
実は証券取引所は全国にある。
お父さんも株の勉強をするまで知らなかったよw
ただ、このうちの取引量のほとんどは東証で他の取引所の量は東証に比べたら微々たるものだ。だから実質は東証だけを覚えておくといい。
ここが東証のたてもの。今度見学にいきたいね。
日経ってなに?日本の経済?
いい質問だね!
が集計している株価の平均値」とう意味での「日経」なんだ。
そもそも我が家は新聞をとってないね。実は世の中には新聞社がいろいろあるよね。
読売新聞、朝日新聞、毎日新聞とかは聞いたことあるかも知れないね。
日本経済新聞というのは、特に経済系のニュースに特化した新聞社で、会社の経営者や、投資家、意識の高いビジネスマンが読んでいる新聞だね。
みんなが日経平均株価に注目する
ちょっと話がそれたけど、日経平均は日本の経済全体の調子をはかるバロメーターになるんだ。
だから、これが上がったり下がったりするとニュースになるんだ。
株価が下がるとどんな影響があるの?なぜ給料が減ったり仕事がなくなる人がいるのか
- どんなことがわかる記事?
- 「株価が下がるとどうなる?」を一言で言うと?
- お父さんは実は株を持ってるんだよね
- まだだ、まだ損はしていない
- 会社をやってる人も困るんだよ
- なぜ給料が減ったり、仕事がなくなる人がいるのか?!
- まとめ
どんなことがわかる記事?
コロナウィルスの影響で毎日のようにダウや日経平均の暴落が報じられています。
子供とニュースを観ていて、「株株価が下がるとどうなるの?何が困るのって?」て聞かれたので、自分なりの説明を書いてみます。
この記事では、
株価が上がったり下がったりするとなぜ困るのか、何が起きるのか、を書いてみました。
あまり長い説明は小学生は飽きてしまうので、短くシンプルに書きます。
以前、株の成り立ちや株式会社の仕組みについて書きました。
こちらの記事の内容を説明の上で、今回の記事を書いています。
参考文献は例によって池上彰さんの本です。
この本は、お金の成り立ちから始まって、浅く広く色々な金融商品の仕組みまでわかりやすく解説してくれているので、非常にお勧めです。
私もこの本をスタートに投資を始めたり、保険の見直しを始めました。
お金の知るための入門本としては最適だと思います。
「株価が下がるとどうなる?」を一言で言うと?
一言で言うと
・株を持ってる人の財産が減ってしまう
・会社がお金を集めにくくなる
・みんなの給料が減ったり、仕事がなくなることもある
三言になりましたが、ここからは、例によって小学生の子供向けの文調で書きます。
お父さんは実は株を持ってるんだよね
お父さんお金ないと思ってるでしょ?実はちょっとだけ株を持ってるんだよね。
実は株は、
- 安いものだと1万円くらい
- 高いものだと100万くらい
とかなり値段に幅があるんだ。 だからお父さんの給料でも買える株があるんだよ。
お父さんはこの前ビックカメラの株を買ったんだ。
株価1200円で100株買ったから12万円払ってゲットした。
それで、今のビックカメラの株価が800円(泣)
なので、お父さんが持っている株の価値が8万円になってしまっている。
まだだ、まだ損はしていない
そうなると、お父さん4万円も失ったの?!って思うけど、まだ損はしてないよ!(汗)
今株を売ったとしたら8万円でしか売れないから、今売ったら4万円損するね。
でも株は将来また上がることもある。だから、今の4万円マイナスになっている分は含み損という。
逆に株価が1500円くらいに上がった時に売ったら3万円の利益がでるけど、
売らなければ、含み益と言って、まだ確定していない利益ということになる。
お父さんは、株を、配当や株主優待っていう株主へのプレゼントを目当てに買ってるから、多少の株価の上下は気にしないのさ(汗)
つまり、「株は持っている人の財産」になっている。
だから、株の値段が下がると、財産の量が減ってしまっているということになるんだ。
何か近々お金を使う予定があって、その時になったら株を売ってお金に変えよう、と考えていた人には12万円が8万円になったら困るよね。
会社をやってる人も困るんだよ
前に、株は何かというと、
- お父さんが会社を作ろうとした時に、お金がたくさん必要
- 応援してくる人を探して、お金を出してもらう
- お金を出してもらった証拠の紙が株券
- その紙(株券)を持っている人に毎年配当金を配る
と、説明したよね。
でも、実はお金を集めるのは会社を作る時だけじゃない。
例えばお父さんの会社が大きくなっていって、
- オフィスももっときれいなところに引っ越したいなー
- 人をもっと雇いたいなー
- パソコンも 最新のものに買い替えたいなー
となると、もっとお金が必要だよね。
そうなると、新たに株を発行して、お金を集めることをする。
これを新株発行という。
この新株発行をする時に、お父さんの会社の株が800円と1200円じゃだいぶ集められる金額が違うよね。
- 800円の株を10万株発行したら、8000万円集められる。
- 1200円の株を集めたら1億2000万円集められる。
4000万円も違いがあったら、超高性能のiMacを100台位買ったり、社員を何人も増やすことができるかもしれない。ピカピカのオフィスにも引っ越せるね。
だから、株を財産として持っている人もだけじゃなくて、
会社を経営している人も株価をすごく気にしているんだ。
なぜ給料が減ったり、仕事がなくなる人がいるのか?!
じゃぁ困るのは、株持ってる人と会社やってる人だけじゃない?と思うよね。
実は、今回のコロナショックみたいに、たくさんの株の会社の株がいっぺんに下がると、特に大きな影響がある。
さっき説明した、新株発行っていうのは色んな会社がやってて、株価が下がるとその分会社がお金を集めににくくなるね。
特に今回のコロナウィルスみたいな大騒動があって、株価が半分になったとすると、
何年かの間、会社が集められるお金が半分くらいになってしまうということだ。
実は会社で一番お金がかかっているのは、人件費(働いてくれる人に払う給料)なんだ。
だから、この人件費を減らすために、
- 今の給料を減らす
- ボーナスをなしにする
- 新入社員を入れるのをやめる
- 最悪、今いる社員をクビにする
という、とても悲しい対策をすることになる。
そういう会社が増えると、社員たちの使えるお金が減る。しいては、日本全体で使われるお金の量が減ってしまう。
以前、GDPについて説明したよね?そこで、日本のみんながお金を使うことで経済が豊かになっていくわけだけど、給料が減る & 仕事がなくなることによって、使うお金が減り、不景気になってしまう。
もちろん、コロナショックの場合は不景気になる理由は株価が下がるからだけじゃない。
- イベントが中止になり、イベント会社や周りの飲食店の売り上げが減る
- 人がどこにもいかなくなり飛行機会社の売り上げが減る
などで、色んな会社の売り上げが直接減ってるから、そういう面で会社の状態が悪くなって、会社が人件費を削るっていう流れにもなっているね。
上記のような状態だから、株を持っている人たちも不安になって株を売ってしまい、株価もさらに下がるという悪循環になる。
悲しいけど、すでに会社へ内定(会社に入る約束)をもらっていた大学生が内定を取り消されると言うニュースも聞こえてきているね。
まとめ
小学生でもわかるように、株価が下がると誰が困るのか、どんな風に困るのかを説明してみました。
ほんとコロナショックの影響、先が見えないですね、、、
自分も今年初頭に本格的に個別株を初めたばかりだったので、いきなり含み損を拡大中です。
これを気にいろいろと身を持って学んで行こうと思っています。
皆さんのご参考になれば嬉しいです。
GDPってなに??名目GDP、実質GDPがあるの?好景気、不景気との関係は?
- この記事で何がわかる?
- 「GDP」を一言で言うと?
- ラーメン屋のおじさんの1日から考えて見よう
- これこそ経済そのものだ
- 名目GDPと実質GPDの違い?
- 物の値段は一定ではない
- なぜGDPがマイナスだと騒がれるの?好景気、不景気とは?
- まとめ
この記事で何がわかる?
ニュースで定期的に聞く、GDPっていざ何?って聞かれて答えられますか?
2020年2月のニュースで、消費増税の影響でGDPがマイナス成長だったと報道されました。GDPってそもそもなんだっけというのとマイナス、プラスだとなぜ問題?など、GDPに関する子供向けの説明を考えてみました。
今回の参考文献はこちらです。
「GDP」を一言で言うと?
一言で言うと、
「日本の国の中で生み出されたお金の総合計のこと」
これだけでもフワッとしててよくわからないですね。
例によって、ここからは小学生に説明する文調で書きます。 具体例を入れていきましょう。
ラーメン屋のおじさんの1日から考えて見よう
例えば、お父さんが会社の昼休みに神田のラーメン屋に行ったとする。
この店はいつもおじさん一人でやってて、狭いけど結構美味い。
お父さんは700円のラーメンを食べたとして、そのうち材料に300円使っていたとする。
すると、ラーメン屋さん親父さんの儲けが400円だよね。
この儲けの部分が、「生み出されたお金」なんだよ。
300円の材料に、おじさんの「調理技術+情熱」をかけて、
おじさんが新たに生み出した価値だから、これを付加価値という言い方もする。
ラーメン屋のおじさんは1ヶ月で1000杯を売り上げて、40万円を儲けたとする。
おじさんも店から出れば普通の人だから、日々の生活の中でいろんな買い物をする。
普通の人が、買い物をすることを消費というよ。
消費者って言葉聞いたことあるよね?買い物をする人、という意味だね。
おじさんの1週間の行動を追跡!
- 仕事帰りにコンビニで明日朝食べるおにぎりを買う
- 疲れたので休みの日はマッサージにいく
- バスに乗って競馬場にいく
それらの行動で生み出されたお金は
- おにぎりは100円、そのうち材料費は50円、コンビニオーナーの儲けは50円
- マッサージは1回3000円。店の家賃やマッサージする人の給料を払うと、オーナーの儲けは1000円
- バスの運賃は300円、ガソリン代、運転士さん給料を払うと、バス会社の儲けは30円
この赤字の部分が、おじさんの消費によって、お店の人たちが生み出したお金だね。
後は、わかるよね。それぞれのお店のオーナーや、給料をもらった人たちは、またおじさんと同じように毎日の消費活動をする。
こうして、毎日の仕事、消費をすることで、どんどん新しくお金が生み出されていく。
この生み出されたお金の合計の金額がGDPなんだ。
これこそ経済そのものだ
このように、作ったり、稼いだり、消費したりしてお金を回していく事を、全部まとめて経済という。
その経済を数値化してものが、GDPなんだね。GDPは大事だね。
ちなみに、現在の日本のGDPは500~600兆円くらいある。日本人はすごい額のお金を生み出してるね、、、。
名目GDPと実質GPDの違い?
ニュースを見ていると、「名目GDPがあがった、下がった」とか出てくる。
実はGDPには2種類ある。
名目GDP
- 上で説明してきたGDPのこと。
実質GDP
-
牛乳、おもちゃ、本など、物についてる値段ことをまとめて物価という。
-
名目GDPから物価の差を取り除いたもの。
実質GDPの方、よくわからないね。。。
物の値段は一定ではない
実はお父さんが子供だった1990年と2020年だと物価はかなり変わってるんだ。
昔は自動販売機で缶ジュースを買うと100円だったんだけど、今は120円か130円くらいするよね。時がたつと、物の値段は上がったり下がったりしていつも一定じゃないんだ。
だから、
だったとしても、200兆円あがった!とは単純に言えないんだ。
どれだけGDPが伸びたかを測るには、ここから物価の差を引いて算出した実質GDP同士で比べる必要がある。
物価の差を入れて算出した実質GDP同士を比べたら、
と、すると、10年で10%の経済成長した!とわかる。
なぜGDPがマイナスだと騒がれるの?好景気、不景気とは?
この前のニュースで「GDPがマイナスだ!」って聞いたかもしれないけど、
あれは正確には「GDPがマイナス成長だったよ」というニュースだったんだ。
上がっていればプラス成長、下がってしまっているとマイナス成長となる。
なんでちょっとマイナスになったくらいで騒ぐの?と思うよね。
実は、GDPには潜在成長率という考え方がある。
日本の経済には、その大きさや実力からして「毎年この程度の成長していくだけの力があるはず」と考えらえている成長率のことだ。
現在の日本の経済成長率は2%くらいはあると考えられている。
つまり、毎年2%のプラス成長していないと良い状態とは言えない、ということ。
すなわち、それは不景気だ、ということだ。
逆に、2%以上の成長をしていて、経済の調子がいいと好景気だ、と言われる。
まとめ
名目GDPと実質GDPの違い、僕もはっきりとはわかってなかったんですが、これを気に整理できました。
なんか、経済の話は大事なことですが、説明が難しいですね〜。今日はこの辺で。
インターネットの仕組みをわかりやすく解説 PART2 (ARPANET、TCP/IPから始まった歴史編)
この記事で何がわかる?
前回はインターネットがつながる仕組みを出来る限りわかりやすく説明してみました。
今回はその起源や成長の歴史について説明したいと思います。
僕は「歴史を知れば、それがなんであるか本質が理解できる」を持論にしているので、シンプルにどんな経緯で発展して来たのかを語っていきたいと思います。
Wikipediaにはかなーり詳しくかいてあるのですが、いかんせん詳しすぎますw
こちらは小学生でもわかるようにシンプルに説明していきたいと思います。
「インターネットの歴史」を一言で言うと
一言で言うと、
「冷戦時代にアメリカが研究していた軍のネットワーク。
攻撃にも強い設計にしたり、通信ルールをしっかり決めた結果、世界中の人がつなぐようになり、今みたいな便利なサービスがたくさん生まれた」
例によって、ここからは小学生に説明する文調で書きます。
冷戦(冷たい戦争)とは?
今から75年前くらい前、1939~1945年の間に、第二次世界対戦というとんでもない戦争があった。約8000万人もの人が死んだとても悲惨な戦争だった。
その後、世界は平和になるのではなく、アメリカを中心とするグループと、ソ連という国を中心とするグループの二つに分かれてしまった。
ちなみに、ソ連は今のロシアと周りの国々が合体した超巨大国家だった。今はなくなったよ。
このふたつの大国は、そもそもの考え方が全く違う国だった。
アメリカは「資本主義」ソ連は「社会主義」という考え方だったんだけど、これはまた別の機会に話すね。
この二つの国は、直接戦争こそはしなかったけど、お互いにらみあっていて、いつ戦争がおきてもおかしくない緊張した状態が長く続いた。
だからこの1947年から1991年くらいまでの時期を冷戦時代(冷たい戦争)というよ。
軍隊はとにかく情報が命
軍隊はとにかく情報が命だ。
例えば、
ソ連に対抗するためには情報が命!ということで、1960年代くらいからアメリカ軍内での情報のやりとりやをコンピュータシステムにする研究が開始された。
当初考えらえていたのは、
一つの基地にあるサーバ(情報をためたり、渡したりする高性能なコンピュータ)に情報を置いて、みんながアクセス(情報をとりに来る)するという形だった。
こうやって一箇所に情報をため込んで、みんながそこにアクセスする形式のコンピュータシステムを、集中型のコンピューターシステムという。
でも、万が一、サーバを置いている基地がソ連から核攻撃をされたり、
途中のネットワークが切られたりしたら、アメリカ軍全体が何もできなくなっちゃうよね?
核戦争がおきても耐えられるネットワークを考えた
そこで1969年に作られたのが、ARPANET(アーパネット)というネットワークだった。
下がARPANETのネットワーク図。アメリカ中の色んな場所をネットワークで結んでいるよね。
一部のネットワーク上の通り道が破壊されても、別の通り道を通って他の場所と通信できるよね。こうすることで、部分部分を破壊されても、全体が壊れない粘り強いネットワークを作っていった。
こうやって、ネットワークやサーバを色んなところにばらして配置するのを、分散型コンピュータシステムというよ。
色んな人たちが参加したがったルールをしっかり定めた
このように、ARPANETは最初は軍が中心となって開発していたネットワークだったけど、だんだん世界中の大学や会社の研究機関が参加したいと言い始めた。
ただ、好き勝手につながれては困る。
そこで「ARPANETとつないで通信する時のルール」をしっかりと定めた。
この時定められた通信ルールを、TCP/IPという。まぁ、名前は覚えなくていいよ(笑)
大切なのは、
- 通信ルールをしっかり、かっちり決めたこと
- ルールの中身をわかりやすく公開して、世界中の誰でもわかるようにしたこと
この二つが、インターネットの発展にとても大事なことだったんだ。
ちなみに、この通信する時のルールのことをプロトコルと言うよ。
世界中の研究機関がTCP/IPの使い方を学び、ARPANETに自分たちのネットワークをつなぎ始めたことで、いつしか世界を結ぶネットワークになっていった。これが次第にインターネットと呼ばれるようになっていった。
普通の人たちもつないでいくことで急激に発展した
1990年頃になると、お金をもらって普通の人でもインターネットにつないであげようという会社がではじめた。
これが、PART1でも説明した通信キャリアだ。NTT、KDDI、ソフトバンクとかのことだよ。
普通の人でもキャリアにお金を払えば、インターネットにつなげられるようになり利用者が爆発的に増えていった。
2000年代くらいになると、世界中で多くの人々がインターネットを使うようになり、その上で色々なビジネスをする人たちが現れた。そこでAmazon、Google、YouTubeなどの便利で、今ではなくてはならないサービスが生まれた。
最初はインターネットはパソコンでしかできなかった。昔のインターネットは家の机に座ってパソコンに電源を入れて、調べ物をするっていうスタイルだったね(懐)
でも、2010年頃になると、
などなど、色々なものがインターネットにつながるようになった。
そこで、家でパソコンの前にいなくても、いつでもどこでもすぐにインターネットにつながれる時代がやってきたんだ。
君は、この一番最後のところから人生がスタートしてるなんてうらやましいなぁw
お父さんも、iPhone60が出るくらいまではなんとか生きていたいなぁw
まとめ
限られた文字数ではだいぶ駆け足でしたが、インターネットの起源と歴史について説明してみました。
やはり一番子供に伝えたいのは、
- 軍事技術としての出自からの「粘り強い」というコンセプト
- ルールをかっちり決めてオープンにしたことで世界中で取り入れられたこと
この2点がインターネットの発展の大きなポイントだったことを伝えたいなと思いました。
インターネットの仕組みをわかりやすく解説 PART1 (LANやWAN、サーバって何?編)
この記事で何がわかる?
今の小学生は生まれたころからスマホがあります。(うらやましい)
大人はインターネットがない頃の世界を知っているので、生活がどんどん便利になっていった過程を知っています。
ですが、うちの子供達などはインターネットがはるか昔から当たり前に存在してるものと思ってます(笑)
空気のように身近だけど、その中身についてはあまり意識してないと思います。
(まぁ大人もですけどねw)
今回はインターネットって何?どうやってできているの?というところから、
その歴史まで、子供達への説明を考えてみたいと思います。
今回の参考文献はこちらです。結構技術よりな本ですが、ネットワークがなぜつながるのかの本質的な理解ができます。エンジニアじゃない方にも是非読んでほしいです。
「インターネット」を一言で言うと
一言で言うと、
「世界中のコンピュータをネットワークでつないだもの。
誰でも、どこからでも、どこへでも通信ができるようになり、その上で様々なサービスが生まれた。その結果、人類の生活が格段に向上した」
例によって、ここからは小学生に説明する文調で書きます。
そもそもネットワークってなんだ?
ネットワークとは、「コンピュータとコンピュータをつないだ線」のことだね。
ただ、糸電話みたいに1台1台を直接つなぐんじゃなくて、クモの巣のように、網の目のようにたくさんのネットワークを同時につないだものだ。
こんなイメージだね。
こうして、たくさんのコンピュータを同士をつなげられるようになった事で、色んなデータのの交換ができるようになった。
例えば、
- Aというコンピューターに保存してある写真を、Bというコンピュータから見る
- CというコンピュータからDというコンピューターにメッセージを送る
みたいなことが、ネットワークのおかげでできるようになった。
ネットワークの範囲をどんどん広げていった
最初のネットワークは、同じオフィス内にあるコンピュータをつなぐ小さなものだった。
このような、オフィス内などの狭い空間中だけのネットワークをLAN(ラン、LocalAreaNetworkの略)というよ。
でも、そのうち、遠くのオフィスにいるコンピュータともやり取りしたいな、と思うようになった。
そこで、オフィスとオフィスをネットワークでつなげるようになった。
ここでも網の目状のネットワークにすることで、何十個、何百個ものオフィスがつながるようになった。
遠くにあるいくつものオフィスをつなぐネットワークをWAN(ワン、WideAreaNetworkの略)というよ。
WANを作ってるのは誰?
でもWANを作るのって普通の人にはできないよね。
さっきの例だと、ある会社がオフィスとオフィスをつなぐ例だったけど、さらに他の会社とつなぎたいとか、日本中の色んな人とつなぎたくなるかもしれない。
そうなると、東京から大阪まで光ファイバーを引いたり、電柱を立てて家やオフィスまで光ファイバー引いたり、莫大なお金がかかってくる。
そこで、キャリアと呼ばれる「ネットワークを作る専門の会社」が登場してくる。難しい言い方だと通信事業者という。
日本では、NTTとかKDDIとかソフトバンクがキャリアと呼ばれる会社だよ。
これらの会社が、日本中を隅々までつなぐWANを作っている。誰でも申し込むことで使うことができるよ。もちろん使うのにお金がかかるけどね、、、
さらに、世界中のキャリアと相互につなぐ
世界中にはキャリアが作ったたくさんのネットワークがある。
・NTTが作ってるWANネットワーク
・ソフトバンクが作ってるWANネットワーク
・AT&T(アメリカのキャリア)が作ってるWANネットワーク
・orange(フランスのキャリア)が作ってるWANネットワーク
これらを少し専門的な言葉でAS(エーエス、Autonomous System)というんだけど、 このAS同士を相互につなぐことで、最終的にインターネットができあがる。
AS同士で通信経路を情報交換する事で、それぞれのASの隅々どこまででもアクセスできるようにしている。そのおかげで、日本に住んでいながら、アメリカやフランスのコンピュータに入っている動画をみたり、写真を見たりできるようになった。
「インターネット」という言葉の意味
ここまでくると、インターネットは、「いくつものネットワークをつないだ結果できた世界レベルのネットワーク」であることがわかるよね。
「インター」とは英語で「相互に、とか〜の間を」とかの意味。
世界中、日本中のネットワークを相互につなぐから、「インターネット」という名前になった。
情報を貯める、見せてあげる専用のコンピュータがある
君の身近にはいっぱいコンピュータがあるよね。
これらは、主に情報を見る、もらう側のコンピュータだ。
(本当はもっと色々できるんだけど、とりあえずそれは置いておいて)
それに対して、データをためる、見せてあげる方のコンピュータをサーバというよ。
サーバって例えばこんなやつだよ。テレビとかで見た事はあるかな?
よく、イオンモールとかでウォーターサーバって宣伝してるでしょ?
あれは、ミネラルウォーターを溜めておいて、使う時に出してあげるサーバだから、「ウォーターサーバ」だ。
こやつは、動画とか写真とかホームページの中身とか色々なデータを溜めて、出してあげる。イメージは同じだね。
サーバは超高性能なコンピュータ、専用の部屋用意してあげないといけない
サーバは世界中から何万人もの人からアクセスがあっても、ちゃんとデータを渡してあげられるように、こんな特徴があるよ。
- ものすごく高性能。一度にたくさんの人がデータを取りにきてもお待たせしない。
- 24時間365日ずっと動かし続けても、壊れにくい。
- 電気をすごく使う。
- 高性能なのでめっちゃ熱くなる。涼しいところに置いてあげないといけない。
こんな感じで、特殊なコンピュータだから、普通のオフィスではなくてデータセンタという超頑丈な建物の中で動いている。
データセンターってこんなところだね。
YouTubeも、もちろんサーバ上で動いてる
- YouTubeのサーバはものすごく大量の動画データを保管してあって、アメリカに置いてある。
- 君のiPadはインターネットを通り、海を超えてサーバにデータもらいに行く。
- サーバがデータを君のiPadに送ってくることで動画再生される。
- 君がみた動画のデータはたくさんのネットワークを通って何万キロもの距離を超えて旅をしてきたものだ。
そう考えると、中々ロマンのある話だと思わないかい??
まとめ
と、いうことで、ちょっと長くなったで今日はここまでにします。
まずはわかりやすくするために、だいぶ端折った形にしています。詳しい方ご容赦くださいw
次回は、インターネットの歴史についてまとめたいと思います。
「インターネットは元々はアメリカの秘密兵器だった。」という、ちょっと子供的にも面白い話になるかもと思っています。
何事においても、そのものの歴史を知れば本質が掴めると思うので、ここをわかりやすく説明したいと思います。
AI(人工知能)とは?汎用型AIと特化型AIの違いは?はたしてシンギュラリティは来るのか、、、?!
- どんなことがわかる記事?
- 「AI 人工知能」を一言で言うと?
- 実はAIには2種類ある
- 強いAIと弱いAIって?
- 特化型AIはすでにバンバン使われている
- で、人間はAIに支配されるの?シンギュラリティって何?
- 人間もバカじゃない
- それでも仕事はAIに奪われていいく。AIを使って何ができるかを考える人になろう
- まとめ
どんなことがわかる記事?
↑どんな絵でもあるな、いらすとや(笑)
AIってニュースやwebで見かけない日はないですよね。現在は、第三次AIのブーム真っ盛りだと言われています。
子供もAIという言葉はもちろん知ってると思うのですが、今現在、AIがどんなことをやってくれてるのか、具体的に説明できますか?
僕はこの「具体的に」の部分がうまくできなかったので、改めて説明を考えてみました。
果たして、今のAIが進化して、上記の絵のように人間が支配される日が来るのでしょうか?!
今回の参考文献はこちらです。
「AI 人工知能」を一言で言うと?
一言で言うと
「人工知能とは、人が作った、知的な振る舞いをするシステムのことだよ」
という説明を考えました。
と、言っても今回は、溝口理一郎氏の言葉をほとんどそのまま借りてます。
一言で、「そっか」と言わせるのは難しそうですね(笑)もう少し順を追ってみていきましょう。
例によって、ここからは子供に伝える文調で書いていきます。
実はAIには2種類ある
これが一番基本的な知識だよ。
汎用型AI(はんようがたAI)
特化型AI(とっかがたAI)
- 今、存在しているAIはこれのこと。
- まるで、人間が考えているように仕事をしてくるけど、できることを制限しているので、決められたお仕事しかできない。
- 人間とは比べ物にならないくらいに速く、正確に大量の仕事をこなしてくれる。
強いAIと弱いAIって?
強いとか、弱いとかこんな分け方もあるよ。
現在、世の中に存在しているのは、この弱いAIだけなんだ。
特化型AIはすでにバンバン使われている
特化型AIはこんなお仕事をするのにめっぽうつよい。
- たくさんの情報の中から欲しい情報を自動的にみつけてくれる。
- 大量の計算を正確にこなす。
- 大量のデータをみて、推測をする。
例えば、現在はこんなところでAIが活用されている。
- Amazonで買い物をする時に、30代男性が欲しがるものを推測してお勧めする。
- Googleの写真アプリで10万枚の写真から同じ人を見つけて写真をまとめる。
- 囲碁ロボット、局面ごとに考えられる全ての手を計算して一番有効な手を見つける。
普通の人が特にAIと意識してなくても、実際には使っているという例が多いね。
それぞれ「特定のお仕事」専用のAIでそれ以外の機能は持っていないことがわかるよね。
で、人間はAIに支配されるの?シンギュラリティって何?
ここは意見が別れるところなんだけど、
「現段階では不可能。将来的にも多分不可能」というのがお父さんの答えになると思う。
その理由は、
- それなりの汎用型AIが作られる見込みは、全くたっていない。
- AIは大量の情報を処理できるが、ひとつひとつの言葉の意味を理解し考えてはいない。
- AIという言葉が先行して、ものすごく研究が進んでいるイメージだが、特化型AIの実態は大量のデータを処理するシステムにすぎないから。
というところかな。
実は、「人工知能が人間知能を上回る時」を シンギュラリティ(技術的特異点)と言うよ。これが2045年ごろに来る!、と考える人たちもいる。
もし2045年までこのブログが続いていて、もしシンギュラリティが来たらその時はここで謝るよ(笑)
これから22世紀に近づいた時期になれば、ドラえもんクラスの汎用AIができるかもしれないね。君は長生きして、ドラえもんを買ってほしいなぁ。
人間もバカじゃない
たとえ支配できるクラスのAIが完成する見込みがたったとする。
でも人間もバカじゃない。
それを規制したり、制限する何か別の仕組みも同時に考えるはずだ。
だから、やっぱり人間がAIに支配される未来はないだろう。(キリッ)
それでも仕事はAIに奪われていいく。AIを使って何ができるかを考える人になろう
とはいえ、現在いろんな仕事が特化型AIに置き換わり始めているのも確かだよ。
君には、将来「AIを使ってどんなことができるか」と考えられる人間になって欲しい。
AI技術者にまではなる必要はなくて、君が将来やる仕事でAIを使うとどんなに効率的になるか、とかを考えていけるような人になって欲しいな。
まとめ
まずは、AIというもの大枠でざっくりと説明してみました。
やっぱり大人も子供が気になるのはAIが将来人を支配するのか?というところですよね。私としては「来ない」という回答にしました。
ただ、特化型AIのみであっても、既存の人の仕事を奪っていってるのは事実です。
子供には(大人にも?)、「AIを使って何ができるか」を考えられる人間になって欲しいという事を伝えて行きたいと思います。
第三次AIブームといえば、やはりディープラーニングがなくては語れないので、
次回はぜひディープラーニングに関する記事を書きたいと思います。
それにしても、イラストやのAI関連の絵が豊富すぎる(笑)